私のクラスにいっつもウジウジしてる女子がいた。
気に入らなくて、女子仲間数人で軽くいじめてた。
見た目オタクな冴えない男とセットでいじめていた。
ウジウジ女に、「オタ男君のチンコ触ってこいやー」って命令するとほんとにタッチしてくるので笑えた。
しかしそのうち、オタ男とウジウジ女が親密になり始めた。
(なんだあいつら付き合うのか?ウケるー)と最初は思ったんだが、これじゃウチらがキューピッドみたいだが。
気に入らん。
2人とも何だかイキイキしてきて、こざっぱりした男女に変わりつつあった。
ますます気に入らん。
男のターゲットを変更する事にした。
ちょっと気弱な童顔純情風イケメン君がいる。
ウジウジ女に、イケメンのチンコを触ってくるように言うと・・・。
「彼氏以外のはもういやだ~」と、堂々といじめを拒否する勇気をいつの間にか身に付けてやがった。
なんだー!イケメンのチンコだぞ、贅沢言嫌がって。
待て、彼氏って何だ、お前ごときに彼氏が!
“彼氏以外のは”って言い方がまたいやらしい。
つまり、彼氏のならイイよ、もう積極的に触っちゃうけど!みたいな。
やっぱオタ男と付き合ってんのか。
するとオタ男が私たちのところに来て、「さなえさん(私)、もうウジウジちゃんに構わんどいて」とお願いしてきた。
「ほう、やっぱお前ら付き合っとるんか」と突っ込んだ。
「違う」とオタ男が言った。
ウジウジちゃんは他のクラスに彼氏が出来たという。
もうほっといて欲しいと。
何だよこいつ、ウジウジを好きじゃなかったのか、せっかく仲良くなれた女子じぁないか、お前それでいいのか。
自分の事は差し置いて、あの子に幸せになって欲しい!てか。
イイ奴かよ、イイ奴気取りかよ。
少ない口数で冷や汗かいて、必死に呟く眼差しが意外にカッコイイ・・・気に入らん。
私の仲間の一人A子が、「ケッ!うぜー」とか言いながら、オタ男のチンコを握った!
「ほうう~、ヤメテ・・・」
オタ男が身悶えた。
A子は「おええ、何こいつ、おっきいが!」と表情を醜く歪めながら、なのに手を離さなかった。
オタ男が腰を引いても手が追っちゃう、そうせずにはいられない引力があるように見えた。
握るどころか揉んでたような気もする。
そのうちチンコの形状変化が手に伝わったらしくて、「うええ!」と、ようやく手を離した。
そんな事があってからしばらくして、何とA子が例の純情童顔イケメン君と付き合いだした!
イケメンだが奥手なイケメン君と、ちょいヤンキーだがこちらも意外と奥手なA子。
何でこうなる。