妻は、某市立病院の看護婦で、母ひとり子ひとりの家庭だった。
もともと父親はいたが、結婚する半年前に、ガンで亡くなってしまった。
妻の親もまだ若かったので、結婚しても当然別居して暮らすつもりであったが、そういう事情で母親と同居することになった。
私は、妻と同じ市役所の日勤の技術職職員だが、妻の勤務は、日勤、夜勤、準夜勤とがあり、一緒の夜を過ごすことが多くはなかった。
さらに、セックスの方は、新婚の数ヶ月はむさぼるようにして行ったが、その後は、妻が、夜勤、準夜勤のときはできないし、日勤や休暇のときも、疲れたからとか眠いからと言って拒むことも多く、セックスレスではないが、回数は年齢の割には少ない方だと思う。
それが妻に対する唯一の不満だった。
義母は、妻と顔は似ていないが、端正な聡明そうな顔をしており、40代後半の大人の色気を感じさせる女性だった。
私は結婚してから、夕食のときビールを飲むことを習慣としていたが、ある日、義母がうっかりビールを切らしてしまった。
義母はウイスキーならあるとあやまったが、私はそれなら、夕食後に飲むことにして夕食を済ませ、風呂に入った。
後片付けを終わり、風呂から出てきた義母も誘って飲み始めた。
義母は普段はまったく飲まないが、いっしょに飲み始めると、かなりいける方なのが分かった。
義母に勧められるまま飲んでいると、私の方がかなり酔っ払ってしまった。
話がだんだん下ネタの方になり、さらに妻とのセックスの不満にまで及んでしまった。
話がだんだん下ネタの方になり、さらに妻とのセックスの不満にまで及んでしまった。
義母はもちろん最初は妻の仕事の大変さを力説した。
私もそれを理解していると言った。
そして、頭では理解していても欲求は抑えられない、欲求不満がイライラとなって夫婦仲を悪くしそうだなどと言って、私は義母を困惑させた。
話し込んで、結局、ウイスキーのボトルを2人でほとんど空けてしまった。
かなり2人とも酔っていた。
義母はもう寝ると言って立った。
義母はもう寝ると言って立った。
少しふらついたのを見て、私はあわてて義母を支えようとしたが、逆に私の方が大きくよろめいてしまったので、2人で顔を見合わせて大笑いした。
そのまま肩を組んで、義母の寝室に行き、ふとんを敷くのを手伝った。
私は、酔ったふりをして部屋の明かりを消した。
「お母さん、今日は一緒に寝ようか。
」
」
そう言って義母の腕をつかんで横になろうとすると、「そんなことしたら、娘に叱られちゃうわ。
」と私の顔を見ながら言った。
」と私の顔を見ながら言った。
「大輔さん、酔っ払っちゃって。
困った人。
」
困った人。
」
「うん、少しね。
だから、酔いが覚めるまでいっしょに寝かせてください。
」
だから、酔いが覚めるまでいっしょに寝かせてください。
」
義母もしぶしぶ一緒にふとんに入った。
酔っているとは言っても、魅力を感じている女性とひとつのふとんに入ると、やはり緊張する。
最初は、2人とも天井に顔を向けていたが、私はすぐ義母の方に顔をむけた。
薄明かりの中の義母の横顔は、鼻筋がとおり、唇が薄く輪郭がはっきりしていた。
特に、あごから喉までの線がきれいで、色っぽかった。