45歳の独身女(2)

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45歳の独身女(2)
ガクガクと腰の震えがとまりませんでした。
さらにぬめりながら、第二関節まで挿入されました。
すると、蜜壺は細く硬い指の存在を確かめるようにひくつきはじめるので
す。

途端、腰の震えがブルブルという小さな痙攣のようなものに変わってしまい
ました。
唇を噛んでいた私は、瞼を目尻に皺が寄るほど強く閉じました。
眉間に深い縦皺まで寄ってしまうなんて。
腰が震えても、指先は容赦なく潜りこんできあした。

突き刺すような挿入が終わると、指の先端が左右に蠢きはじめました。
指の腹で蜜壺の襞を確かめるように前後左右にくねるのです。怯えと恥辱で緊張し、緩むことない固い蜜壺の締めつけを愉しむかのよう
に、指先がクイックイッとまさぐるのです。

「ハアァァァァ」
我慢たまらず、私の噛んでいた前歯が緩み、小さなあえぎ声がもれました。
うつ向いていた口もとから滴るようにこぼれた声は虫の羽音のように小さ
く、部屋のテレビの音にかき消され、隣の部屋には聞こえていないが、
私の耳には充分な響きを与えるのです。

あわてて、唇を噛み直しても、蜜壺のなかでクネクネと蠢く指の刺激に、
唇を閉じることすら苦しくなってきてしまうのでした。
(感じてる、いやらしい、オナニーをされて感じるなんて……)
膝が大きく開かされ、男の身体が割って入ってきました。

(ああ、犯されてしまう。こんな男に、こんな男の慰み物にされてしまう。)
(あぁ、ダメ、やっぱり耐えられない・・・)
「処女なの、いやっ、やめて、もう嫌、やめて、許して、
お願い、堪忍して、いや、たすけてぇ・・・」
「ふふふ、おばんのくせに処女なのか、泣きが入ったても、もう遅い。」
泣き叫ぶ私に構わず男の身体が私を押し潰しました。

「いやよ、やめて、いやぁぁぁ・・・」
「初めての時は誰でも痛がる。これは女の宿命なのだ。泣きたければ泣くが
いい。痛みを忘れるほど泣くほうがいいかもしれん」
男は片手を添えて、屹立した魁偉を私の入口に当てがいました。
ゆっくりと力を加えて先端を押し進めます。
ラビアが左右からまつわりついてくるのです。

「ああっ……痛い……あっ!」
生身を裂かれるような痛さに耐えられずに、私は悲鳴をあげてずりあがりま
した。
それを追って男がさらに侵入を果たそうとする。
「ああ、許してください……もういや……痛い……いやいや」
「もっと泣け。もっと大きな声で泣くんだ。あの二人がのぞきにくるだろ
う。そうしたら、その苦しむ顔を見せておやり」
私はベットから落ちて肩まで乗りだしてしまっていました。

男は私をベットの上に引き戻すと、
もう逃げられないように首の下に手を入れて、肩をしっかりと押さえつけま
した。

「少しでも楽になりたかったら、股を大きく開くんだ」
男の先端は、まだ私の肉の抵抗にあっています。
それをわずかに奥へ伸張しているだけでした。
今度ははずみをつけて突きあげました。

「ううっ! いっ! いやいや……」
私は体を振って男の先端をずらそうとしました。
覚悟していた痛さとはまるで違のです。とても耐えられない痛さでした。
物理的にまったく不可能なことを強いられている思いがありました。
このまま強行されたら、身体をこわされてしまうという、
本能的な恐怖さえ感じていたのです。

男は逃れようとする私を押さえつけ、右手で腰を充分に引きつけると、
再び思いきった突きを試みようとしました。
「ギャウ! い、痛あっ……裂けちゃう……もう、かんにん……」
私に悲鳴をあげさせただけだったのです。

男の肉片が強靭なため挿入できないのではないのです。
でも、未開拓の道に対して、男の肉茎があまりにも大きかったのです。
男はそんなことは百も承知でした。承知のうえで女を征服する。
その過程で、女が生身を裂かれる苦痛を訴えれば訴えるほど、
男の歓びは倍加しのでしよう。

悶えて泣き叫ぶほど、野性は猛ったのです。
男はここを先途と攻めつづけました。
私が恐怖に駆られたほど、息つく間もない強い突きあげの連続でした。
私の悲鳴や哀願が耳を聾するほど部屋に響きわたった。

「いやよ、いやっ! もうだめ……ああ……かんにんです……死んじゃ
う……あっ!」
地獄絵に見るような阿鼻叫喚が寝室に飛びかったのでした。
私の哀切な声も切れぎれに飛びました。

「ギャアッ!……」
遂に私の肉片が裂けました。先端がめりこんだのです。
「いやいや……取って……痛いっ……裂けちゃいます!」
生理の時にタンポンさえ使ったことのない私の未開地に、巨大な灼熱がめり
こんでいます。

まだ先端のごく一部です。
私の固く閉じた瞼が震えているのがわかります。
眉をしかめて今にも泣きだしそうでした。
「いやっ、やめて、いやぁぁ、あっ、ああ、あぁぁ・・・」
「うっ、うぅ、これだ、ははは、女だ、女そのものだ。」
私を性奴隷に堕として送りこむのが男の目的だったのでしよう。

純潔を差しだし恥辱に耐える私の願いは無視され、
想像を絶する凌辱調教が続くのです、
そして、私に魔性の悦びが芽生えはじめる……。
私の身体の中に男の物が入ってくるのが分かりました。

「あぁ、いやぁ・・・」
(ああ、ついに犯されてしまった。許して。)

「いいぞ、45歳の独身女。いや、名前は確か、久仁子だったな。
久仁子、いいぞ、気にいった。処女のままじゃ、もったいないじゃないか。
もっといろんな男を楽しませてやれよ。お前も楽しめばいい。誰にもバレな
いんだ。俺がたっぷり満足させてやる。俺から離れられなくなるまでな。」

「ウヘヘ。もう俺の女になる準備はばっちりだよな、久仁子。」
「俺達の初夜だぜ、オマンコがどうなっているか、よく眺めな。
久仁子の処女オマンコが、俺のチンポを咥えてるぜ。………」
私は、先端のごく一部を食い込まんでいる秘苑を眺めさせられました。

もう私は、すべてを諦めきったのです。
私は、閉じ合わせた長い睫毛をわずかにしばたたかせるだけでした。
そのスラリとした太腿を両手で抱えこみました。
男は、淡い繊毛に縁どられた秘宮の奥に狙いをつけているのです。

男の巧みな淫戯でそこはすでに果汁をたっぷりと含まされました、
充血した花弁は最後のとどめを待つごとく外側へめくれかえっているのでし
た。

「ウヒヒ。ヒッヒヒ」
男は不気味な薄笑いをたたえ、
蛇のように舌をチロチロさせて乾ききった唇の上下を舐めさすりました、
しばし私の、先端のごく一部を食い込まんでいる秘苑に見惚れているのでし
た。

それから視線を私に向け、その決定的瞬間の反応をくまなく瞼に焼きつけようとす
るのでした。
この男は、初めて私を見かけて以来、この時をどれほど待ち望んだことか。
感激を最高のものにするために、破瓜の儀式を延ばしに延ばしてきたのでし
ょう。

そして今、すべてのお膳立てが整い、最後の仕上げをする瞬間を迎えたので
した。
「あ……」
ツルツルとして、それでいて異様に硬い先端部が、
さらに入口から奥へ押し当てられました。

さすがに恐怖で体がせりあがったのでしよう、
わたしは抒情的な黒目を開いて、声をもらしました。
あてがわれた枕の上で、細腰が浮き立つ。
そうはさせじとその太腿を引き戻し、男は腰を前へ送りこんだのです。

「いや!」
小さく叫び、髪をひるがえらせて横へねじった顔は、
もう快感の名残りも見せずいつもの独身女の表情に戻っているのです。
(一度だけ我慢するのよ、久仁子。)
艶のある長い髪を梳いてやりながら、わざと独身女の恐怖を煽る言葉を吐く
のです。

「覚悟はいいな、久仁子」
「ウッ……ああ、痛い……」
ついに秘唇に押し入ってきました。
私は、少しでも痛さから逃れようと、黒髪をユサユサさせ、
顔を右、左へ嫌がりました。

45歳の独身女1  2  3  4

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