中学生の時の事でした。盆の後、地方の寂れた海辺に行きました。とても綺麗でした。私たち家族以外誰もいませんでした。
海の家で「盆を過ぎるとクラゲが出るから、地元の子供も誰も泳がない。賑わうのは8月の盆前までだ」と聞きました。海にはクラゲがいました。
カキ氷を食べると、急にトイレに行きたくなりました。
トイレは海の家から離れたところにポツンとありました。
私は一人でトイレに行きました。共同トイレでした。そこには2人の男子がいました。私と同じ中学生くらいでした。
個室に入りました。汲み取り式でした。便器に跨ると、ドアの外に気配がしました。ドアの下の隙間から覗いてました。
覗かないでとは言えず我慢も出来ず、しゃがみました。ドアにお尻を向ける便器でした。
「お尻の穴が丸見え」「この女、うんこしてる」と男子達は言いました。そして、携帯で盗撮されました。
排泄が終わった後、トイレットペーパーが無いことに気づきました。
私は覗いていた男子に「トイレットペーパーありませんか?」と言いました。
「トイレットペーパーはない」
「・・・・」
「家に帰ればあるけど、5分で持ってこれる」
「すみませんが、持ってきてくれませんか?」
「いいけど条件がある。まんこを見せろ」
「まんこ」
「こっちに向いてしゃがめ。いやなら別にいいけど。俺らはこのまま帰る」
私は、仕方なくドアの方を向いてしゃがみました。
「これがまんこか。初めて生で見た。じゃ、写真を取るから」
写真を撮られ、一人の男子はトイレットペーパーを取りに家に行きました。
私は残った男子に「いつもこんなことをしてるの?」と言いました。
「いや、人の多い時には出来ない。中学生?」
「そうですけど」
「俺と同じ女子中学生が、ここでうんこをするとは思わなかった。迷ったけど、千載一遇のチャンスだったから」
男子が戻ってきました。私はドアの下の隙間からトイレットペーパーを受け取り、拭きました。
「じゃあ」と男子は言い、
「じゃあ」と私も言い、立ち去りました。