当時、俺が淫獣だと学校中に知れ渡っていた。
同じ高校でヤったのは、かばお君含めて3人。
さすがにもう同じ学校じゃ抱くのは無理だろうなと薄々感じてた。
その頃の学校は文化祭シーズンだ。
文化祭に向けて放課後、装飾の準備を各クラスが行っている。
俺達のグループはダルいと言いながらサボったりしており、準備に参加するのは隔日であった。
当時同じ出し物が被らないようにクラス毎に抽選があった。
一番人気はお化け屋敷、次いで食べ物屋、フィーリングカップルだった。
うちのクラスは抽選に外れまくって、結局劇になった。
俺はセリフが二言の金髪ズラのヤンキー役で、正直嫌だった。
放課後、廊下ではうちのクラスの人間が背景を作っていた。
隔日しか手伝ってないので、手伝う時は頑張って手伝った。
今の作業は厚紙を茶色に塗るグループ、乾いた厚紙をレンガ状に張り付けるグループに別れてる。
よし、俺はレンガを渡す係りになろう!
俺は一番文句を言われなさそうな暗い女の子にレンガを渡す事にした。
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