当時まだ30代そこそこで小柄な人だったけど、結構美人で気さくなお母さん。
俺が大学受かって地元離れる時もパーティー開いたりしてくれて、歳の離れたお姉さんみたいな感じだった。
で、4.5畳の狭い市営住宅に住んでいて、俺はしょっちゅうそいつの家に溜まってたんだが、彼女は昼間の勤めから帰ってくるとよく夕飯をご馳走してくれたりした。
で、そいつは地元の工場に就職して俺は東京の大学に進学したんだが、夏休みに帰省すると帰ったその日にお土産持ってそいつの家に遊びに行った。
友達の家に着くと彼女が出てきたが、そいつは留守だと言う。
そいつの勤めてる工場は三交代制で、夜勤のシフトに入ってるらしく、明け方に帰って来るらしかった。
俺はお土産を渡して帰ろうとしたが、
「せっかく来たんだし、大学のお話も聞きたいから上がって」
と引き留められた。
帰っても暇だった事もあり、お邪魔する事にした。
部屋に上がると、彼女はお茶を持って来てくれた。
しばらく居間で座ってテーブルを挟んで話し込んでたのだが、彼女は
「暑いからちょっと着替えて来るわ」
と言って席を立ち、隣の部屋に行って着替え始めた。
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