栄治先輩にクローゼットの扉を開けられた瞬間、僕は驚いたショックもあって射精してしまった。
その時の涼子の顔は、驚きで目が見開かれていた。そしてすぐに、涼子の目には侮蔑の色が浮かんだ。
『気持ち悪……』
涼子にそう言われて、僕はいっそ死んでしまいたいと思った。でも、その冷たい目が、なぜか僕を興奮させた。
「なに出してんの? マジ変態だなw」
栄治先輩は、からかうように言う。僕は自分のペニスを握ったまま、フリーズしてしまった。
『小さいのに、いっぱい出るんだw』
涼子は、軽蔑するような目で言う。いつもの、親しげな目ではない。僕は、取り返しの付かないことをしてしまったと思った。
涼子は、栄治先輩と二人の時は、僕のことを馬鹿にしたようなことも言っていた。でも、幼馴染みとして、いないと困るくらいに好きとも言ってくれた。
僕は、このままの状態で、チャンスをうかがうべきだったと思う……今、涼子の中では、僕の地位が暴落していると思う。
いないと困る幼馴染みから、気持ちの悪い”たまたま”ずっと近くに住んでいる隣人に格下げになったはずだ。ほんの5分、時間を戻せないだろうか?
「床、汚すなよw」
栄治先輩は、笑いながら言う。
『ほら、舐めて綺麗にしなさいよw』
涼子が、信じられないことを言う。僕は、”バカにするな”とも、”無理”とも言えず、黙っていた。
涼子は、僕の目を真っ直ぐに見据えながら、
『舐めなさいよ』
と、いらだち気味に言った……僕は、初めて見る涼子の態度に、自分がした失敗の重大さを知った。
僕は、涼子の視線から逃げるように、床の精液を舐め始めた。生臭く、青臭い臭いと味が、口の中に広がり、吐きそうになる。
『それじゃ、綺麗にならないよ。ほら、ちゃんと飲んで。私には飲ませたでしょw』
涼子は、いつもとはまったく違う口調で僕を追い込む。
「それは酷いんじゃね? ティッシュで拭けばいいじゃん」
まさかの助け船を出す栄治先輩。でも、コイツにだけは情けをかけられたくないと思った僕は、覚悟を決めて床の自分の精液を吸い取り、飲み込んだ。やってみて、女の子は凄いと思った。こんなマズくて臭いものを、よく笑顔で飲めるなと思った……。
『うわぁ、ホントに飲んだw』
「スゲぇなw ほら、うがいして来いよ」
栄治先輩にまた優しい声をかけられて、僕は屈辱感でいっぱいだった。
『そんな変態どーでもいいじゃんw ねぇ、もう入れて?』
涼子が、スカートをまくり上げてアソコを広げながら言う。涼子のアソコは、ツルツルにへアが剃り上げられている。多分、先輩の趣味なんだと思う。制服姿の涼子がこんな事をしている姿は、恐ろしいほどにエロい。
「マー君の前でハメちゃうの?w」
小馬鹿にしたように言う先輩。
『マー君変態だから、喜ぶはずですw』
そう言って、先輩にキスをする涼子。すぐ目の前で、ずっと好きだった幼馴染みの涼子が他の男とキスをしている。こんなに間近で生で見ると、ショックがまったく違った。僕は、気がつけば涙を流していた。
「泣いてるぞ。やりすぎじゃね?」
先輩は、意外と良い人なのかもしれない。そんなことを考えてしまった。
『でも、ビンビンですよw ド変態ですもんw』
涼子がバカにしたように言う。
「ホントだw なんで勃起してんだよw」
栄治先輩も、あきれたように言う。僕自身、この状況で勃起している自分に驚いた。
『じゃあ、入れちゃいます?』
涼子は、先輩を強引に椅子に座らせると、対面座位でまたがる。
「オナニー禁止なw」
先輩は、僕にそんな命令をした。もう、今すぐ逃げ出したい。でも、すくんでしまった動けない僕。情けない限りだと思う。
『ンふぅ? 大きい?』
当たり前のように生で挿入した涼子。とろけた声であえぎ始める。
涼子は、椅子がきしむほど強く腰を振る。その動きはすごくスムーズで、とても慣れた動きに見える。僕とした時は、下手なフリをしていただけ……そう思うと、バカにされた気分になる。と言うか、実際にバカにしていたのだと思う……。
『ンッ! ンフゥッ! 奥、凄いぃ! 気持ちいいぃっ! 気持ち良いよぉっ! あっ! アンッ? 栄治さん、好きぃっ! キスしてぇ!』
制服姿のまま、ガンガン腰を振る涼子。初めて出会ったときから、ずっと大好きだった涼子……僕にもう少し勇気があったら、今涼子の横にいるのは、僕だったかも知れない……後悔してもしきれない。
目の前で、対面座位でキスをする二人。先輩は、チラチラと僕の様子をうかがっているが、涼子は先輩のことしか見ていない。
「いつもより激しくね? マー君に見られて興奮してるだろw」
先輩が涼子に言う。
『そんな事ないよw ねぇ、先輩も動いてぇ?』
涼子は、僕などいないかのように振る舞う。
「だりーよw それに、もうイキそうw」
先輩はそんな事を言って、動こうとしない。
『イクの? 気持ち良い? 涼子のオマンコ、気持ち良い?』
先輩がイキそうと聞き、嬉しそうに涼子はそんな事を言う。そして、さらに腰の動きを速くする。あんな動きをされたら、僕なんかあっという間にイッてしまうと思う。
「ヤベw 気持ち良すぎる。イクぞ、中でいいか?」
『いいよっ! そのまま出してぇっ! あぁっ! 涼子もイッちゃうッ! 先輩っ! 愛してるっ! イクっ!』
腰を激しく振りながら、絶叫する涼子。
「イクっ!」
先輩は、涼子の中に注ぎ込んでしまった。避妊なしでのセックス……僕もこの前、涼子の中に出してしまったので言う資格はないけど、こんな事をしていたらそのうち酷い目にあうと思う。
『あぁ、先輩ぃ、熱いのわかります……好きぃ……愛してます?』
涼子は目がハートになったみたいな感じだ。そしてキスをする。
中出しをされて、こんな風にラブラブでキスをする二人を見て、僕はただ泣きそうだった。
「あとでちゃんと飲んどけよ」
先輩が、スッキリした顔で言う。
『はい? 先輩が私のこと思って買ってくれたんだもん、ちゃんと飲みますよ~』
涼子は凄く嬉しそうだ。それに引き換え、先輩は醒めた顔で僕を見ている。バカにするでもなく、同情しているように見える。もう、悔しいとも思えなくなった。
何を飲むのだろう? 後から出来る避妊的な何かがあるのだろうか?
『ねぇ、後ろにも……ダメですか?』
涼子は、可愛らしくおねだりをする。
「え? まだするの? 別にいいけど……て言うか、まだ綺麗にしてないだろ?」
先輩は、イッたのでもう面倒くさいという感じだ。
『じゃあ、綺麗にしてきますね。待ってて下さい』
そう言って、涼子は部屋を出ようとする。僕の存在は、まるでない感じだ。
「待てよ。とりあえず脱いでみ」
先輩は涼子に命令する。涼子は、嬉しそうに制服を脱ぎ始める。いつも……それこそ、毎日のように見ている涼子の制服姿。それが、あっという間にブラだけになる。大きめな胸が、ブラでより大きく見える。谷間が凄くエロい感じだ。涼子はブラも外そうとするが、
「ブラはいいよ。ほら、四つん這いになれ」
と、先輩は冷たい口調で命令する。
『エッ!? ここでですか?』
涼子は、驚いたように言う。
「イヤなら帰れよ」
先輩は、冷たく言う。
『……はい……』
涼子は、覚悟を決めたように返事をし、床に四つん這いになる。ブラだけの涼子が四つん這いになっている姿は、胸の谷間もより強調されて、とにかくエロかった。先輩の言いなりになる涼子を見て、こんなにも興奮している僕は、確かに気持ち悪いヤツなのかも知れない……。
先輩は、クローゼットの中から黒いビニールの袋を取りだし、中から色々と取り出す。その中には、ガラスっぽいビンみたいなモノもあり、グリセリンと書いてあった。
僕は、この前見てしまった動画を思いだした。こんな場所で、浣腸するつもりなんだろうか?
驚く僕などいないかのように、先輩は準備をする。先輩は、大きめのガラスで出来た注射器みたいな浣腸器に、直接グリセリンを注ぐ。
「面倒だから、原液で行くぞ」
先輩がそんな事を言う。
『む、無理だよぉっ! そんなの、すぐ出ちゃうから! 薄めてくださいぃっ!』
必死でお願いする涼子。
「マー君、悪いけど、風呂から洗面器持ってきてw」
僕は、先輩にそんな事を言われて、素直に従ってしまった。
『イヤァ、トイレで、トイレでさせてくださいぃっ!』
部屋から出て、階下の風呂に向かう僕の背中に、そんな涼子の悲鳴にも似た声が聞こえた。
洗面器を持って部屋に戻ると、すでに先輩は涼子のアナルに浣腸器を突き立てていた。
そして、シリンダーを押し込む先輩。
『う、ぅ……あぁっ! ダ、ダメぇ、こ、こんなの、こんなのダメぇ!』
中の溶液が、どんどん涼子の腸内に消えていく。
『ダメぇっ! ホントにアァァッ! あぁーっっ!! で、出ちゃうっ! ダメっ!』
涼子は、半狂乱で叫ぶ。
「ヤベーなw マー君、よろしくw」
先輩にそう言われて、慌てて洗面器をスタンバイする僕。先輩は、それを見て浣腸器を引き抜いた。
『うあぁぁぁぁーーっっ!!』
涼子の絶叫と共に、激しく排泄物が吹き出した。あっという間に洗面器にたまっていく固形と液体のそれは、ずっしりと重かった。
『イヤァぁっ! イヤぁぁーーっっ! 見ないでぇッ! うぅああぁっ!!』
涼子は、泣きながら叫ぶ。部屋に充満する臭いに、
「スゲぇ臭いw 悪ぃ、煙草吸ってくるw」
と、先輩は部屋を出てしまった……。
洗面器を涼子のお尻にあてがい続ける僕、そして、泣きながら出し続ける涼子……。
『うぅ……こんなの……あぁ……く、苦しいよぉ……痛いよぉ……』
と、泣き続ける涼子。原液のグリセリンは、強烈な痛みと苦しさをともなうのだろうか?
僕は、とりあえずティッシュで涼子のお尻を拭く。臭いもビジュアルも酷いものだけど、僕はまったくイヤではなかった。それどころか、愛する涼子のこんな姿を見られて、心のどこかで喜んでいる感じもある……。
『ゴ、ゴメンね……ゴメンね……あぁ……』
泣きながら謝る涼子。僕は、とりあえず洗面器をトイレに持って行き、処理をした。すると、すぐに慌てた涼子が入ってきて、トイレに座る。
『イヤあぁぁっ! み、見ないでぇッ!』
そして、叫ぶと同時に、もの凄い噴出音を響かせて、排泄した……。
ブピっ、プピっ、そんな音が響く中、涼子は泣いている。
『い、痛いよぉ……マー君、ゴメンね……見ないで……あぁ……』
さっきまで、僕を軽蔑したように振る舞って、精液まで飲ませた涼子なのに、今はすっかり弱気だ。
僕はそっとトイレから離れ、風呂に洗面器を持って行き、綺麗にした。
そして先輩の部屋に戻ると、すでに始まっていた。ベッドに腰掛けた先輩に、背を向ける形で座り込み、アナルを貫かれている涼子。背面座位でアナルを突かれ、涼子はすでにとろけた顔になっている。
『おチンポ気持ちいぃっ! 栄治さん、気持ち良いですか? 涼子のお尻、締まってますかぁ!?』
見るのがツラくなるほどとろけた顔で涼子が叫ぶ。
「もっと締めろってw ほら、マー君に尻もガバガバなのバレるぜw」
先輩は、そんな酷いことを言う。
『ガバガバじゃないもん! 締まるもん!』
涼子は、僕が戻ってきたことなど関係ないように、そんな事を言う。
「マー君に綺麗にしてもらったんだろ? ご褒美やらないと」
先輩が、意味のわかりづらいことを言う。
『え? ご褒美?』
涼子も、いまいちピンと来ていないようだ。
「マー君、入れていいぞw 前あいてるだろw」
先輩がそんな事を言ってきた。僕は、バカにするなとも言えず、黙り込んでしまった。
『ダメだよぉ……栄治さんの前で、したくないよぉ』
「じゃあ、帰れよw」
『うぅ……わかりました……我慢する』
本当に、嫌々という感じが伝わってくる。この前僕とエッチをしたときは、涼子は楽しそうだった。でもそれは、先輩の命令で、実は嫌々だったのだと思う……。
「マー君、来いよw」
先輩は、ニタニタしながら言う。僕は、恥も外聞もなく、素直に涼子のアソコに勃起したおちんちんを近づけた。
『栄治さん、キスして下さい……』
僕に入れられる間際、涼子はそう言って、顔を後ろに背けた。そして、そのままキスをする二人。僕はそんな状況なのに、我慢出来ずに挿入した。熱くて軟らかい肉が絡みついてくる感触に、思わず声が漏れる。
すると、中でカチカチの鉄みたいな固い異物に当たる感触があった。涼子の膣中で遭遇した先輩のペニスは、膣壁越しでも恐ろしいほど固くて、もうそれだけで敗北感に打ちひしがれた。
悔しさを紛らすように、僕は腰を振る。必死で腰を振っても、涼子は後ろを向いたまま、先輩とキスをし続ける。
すると、急に涼子が僕の方を向き、
『マー君、もういいよ、入れて』
と言ってきた。一瞬意味がわからずに固まってしまったが、その言葉を聞いて笑い出した先輩を見て、やっと意味がわかった。
僕は、恥ずかしくて顔が真っ赤になるのを自覚した。
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