近所に住んでいた同級生(上戸彩似、以下アヤ)とその頃仲良くて、よくお互いの家で遊んでました。
特に恋愛感情があったというわけではなく、ともかくふたりとも野球とプロレスが大好きで、よく試合のビデオを見たり、あの選手はこうだとか、この試合はああだとか、自分の趣味を遠慮なく言い合う間柄でした。
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アヤは見かけによらず、やんちゃな子で、クラスでも男勝りで通っていたほどでした。
男子によく蹴りを食らわしていました。
家に遊びにきてもプロレスを見るに飽きたらず、よく僕とプロレスごっこをしたものです。
家に遊びにきてもプロレスを見るに飽きたらず、よく僕とプロレスごっこをしたものです。
アヤは本気で僕に蹴りを喰らわしてきたりするので、小学校の頃は俺も本気で反撃してたけど、中学に上がると体格が僕の方が大きくなり、加減するようになりました。
だから中学になると蹴りとかパンチとかではなく、関節技を掛け合ったりするようになりました。
アヤはとにかく研究熱心で、ビデオで技を研究しては私によく試していました。
中二のある夏の日のこと。
いつもならアヤが家に来るときは、いったん家に戻ってから私服のとTシャツとズボンに着替えてきてたのですが、
その日は前日の深夜にやっていたプロレスの試合の録画ビデオをいち早く見るため、学校から直で家に来て試合観戦をしていました。
30分一本勝負に僕たちは釘付けになり、試合が終わる頃には二人とも闘志でみなぎっていました。
試合が終わるとアヤは立ち上がり「よし、一本勝負だ!」と言って早速蹴りを喰らわしてきました。
「おいおい、お前、制服のままだろ。
スカートはいてる奴と勝負できるか!」
スカートはいてる奴と勝負できるか!」
と僕が言うとアヤは
「大丈夫だよ!ブルマはいてるから」
と言ってラリアットをするために俺の腕を引っ張り投げ出しました