俺が妹にしたイタズラの話。
もう十数年前になるが、最初は俺が中2、妹が小6の冬だった。
もう十数年前になるが、最初は俺が中2、妹が小6の冬だった。
俺が学校から帰ると妹が居間のコタツで寝ていた。
当時住んでた家が古い造りの家で、コタツは掘り炬燵。
通常のコタツと違い、足が下ろせて、そして1辺に2人ずつ座れるくらい広い。
古いだけでなくボロい家で、何しろ冬が寒い。
俺も妹もそれぞれ自分の部屋があったけど、居間にしかテレビがなかったし、冬の間はほとんどコタツが定位置だった。
妹は勉強もコタツでしていた。
で、俺が行ったときには、妹は仰向けで爆睡中。
宿題かなんかやっていたらしく、教科書とノートが広げてあり、そのまま後ろにひっくり返った格好。
(掘りコタツは横向きには寝づらい)
そのままだと風邪引くから起こそうとしたが、全く起きない。
ちなみに、その時までは妹を女とは思っていなかったので、純粋に心配して起こした。
しょうがねえなと思いつつ背中に手を入れて無理やり起こそうとしたら、コタツの中に何か落ちる音がした。
すぐに鉛筆の音だとわかった。
底板の隙間に入ると面倒なので、すぐコタツの中に頭を突っ込んで取ろうとした。
いきなり妹の太腿が目に入る。
そして鉛筆はその下あたりに見つかった。
コタツの中は明るい。
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