ミキの家は千葉で民宿をやっていて、夏は海水浴などが楽しめました。
それは昼間海で泳いでからミキの家のお風呂に入っていた時の事でした。
民宿ですからお風呂と言っても普通の家と同じで、浴槽には一人しか入れないタイプでした。
しかも昔の浴槽ですから足も伸ばせず、体育座りのような体勢で湯船に浸かっていました。
その時、玄関の方からミキの声が聞こえました。
部活のバスケから帰ってきたようでした。
しばらくすると脱衣場からミキが「ねぇヒロくん、お母さんが一緒に入っちゃいなさいって言うから入るよ」って言ってきました。
その時、私は特に意識もせずに「別にいいよ」とだけ答えていました。
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