数年前のことです。
ある年の冬、俺はスノーボードをしていて、大怪我をしてしまった。
腰と片脚の付け根と右肩を怪我してしまい、とても帰れる状態でなかったため、スキー場近く(といっても遠いが)の市民病院での入院を余儀なくされた。
いたって健康だった俺は始めての入院。
しかも寝たきりで動けない。
勝手がわからない俺にベテラン看護婦さんが小便、大便の仕方を教えてくれた。
小便は「尿瓶」、大便は「差込便器」というものを看護婦さんに股の間に入れてもらってその中にするとのこと。
そして恥ずかしいことに、その尿瓶の口にち○ぽを差し込むのだが、怪我してない左手を使おうとしても腰と背中に激痛が走るため、結局看護婦さんに差し込んでもらわなくてはならないのだ。
説明してくれた看護婦さんが出てった後、なんだかおしっこするの恥ずかしいなあと思っていたが、人間不思議なものでそう思うとしたくなってしまうのだ。
しばらく躊躇していたが、やっぱどうにも我慢できない。
まあ、引き伸ばしてもいつかはしなければならない。
続きを読む