親父の無線機を勝手に触った時の話。
記憶がはっきりとしているわけではないけど、当時住んでたマンションは14階建ての14階の角部屋だった。
記憶がはっきりとしているわけではないけど、当時住んでたマンションは14階建ての14階の角部屋だった。
親と同居してた頃の話なんだが、親父はハム無線に凝ってて、ベランダに長いアンテナを立てていた。
遠くの、普通じゃあ拾えないような電波を拾って、ヘッドホンでふむふむと聞いたりするのが趣味だったらしい・・・。
消防無線とか、北朝鮮放送とかアメリカ軍基地のFM局とか。
詳しくない俺からするとそこまでしか説明できないけどw
ある日、親父たちは旅行に行き、家に俺1人。
いつも親父から「弄るな!」と言われてたけど、興味本位でヘッドホンつけてこそこそと聞いてみた。
そこは俺の知らない世界だった。
情報量は凄まじく、色々な音楽が聞こえて、何語か理解できない色々な言葉が飛び交い、俺は一瞬にして魅了された。
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