相手は美和子、近所の主婦で、幼稚園の息子と2歳の娘がいる母親だった。
当時少し荒れていた俺には、次郎と孝一という鬼畜な連れがいた。
俺は童貞だったが、そいつらは何人もの女を犯しているという噂が絶えなかった。
ただ、喧嘩が強かった俺は、ある時次郎と孝一を助太刀したことがあり、俺達はそれなりに良好な関係を守っていた。
ある日、俺が授業をさぼって公園でタバコを吸っていると、向こうから次郎と孝一がやってきた。
「よう」俺が声をかけると、次郎はそのいびつに大きすぎる口を捻じ曲げるように笑うと俺を手招きして囁いた。
「お前を男にしてやろうか」
「お前を男にしてやろうか」
続きを読む