親が金持ちなA子は12畳ぐらいある広いワンルームに下宿していたので、そこが溜まり場のようになっていた。
普段は集まってもゲームしたりテレビや映画を観るぐらいで、あまり酒は飲まなかったんだけど、その日は新歓か何かの流れでA子の部屋で2次会をやって、夜遅くになるといつもの3人と、途中で合流したサークルとは何の関係もないA子の友達のC子の4人で飲んでた。
普段から普通に下ネタを言い合う仲だったけど、その日は悪酔いして、俺とB男で経験人数を競ったり、過去の彼女自慢をしたり、セックスの上手さ自慢をしたり、普段は言わないようなギリギリのことも言っていた。
A子はA子で、「最近セックスしてないから今すぐしたい」と言いだし、俺たちに「そんなにセックスが上手なら私をイカせろ」と言い出した。
A子は顔だけは可愛いけど、髪型が坊主手前のベリーショートで緑や赤に染めていて、赤い髪の時は『桜木花道』と呼ばれていたりした。
いつも服装や言動が男っぽいので最初は「お前みたいな男女抱けるか!」と言っていたんだけど、C子が「A子は顔がきれいだから普通にしてたら絶対可愛い」と言いだし、なぜか持っていたウィッグをA子に被せた。
ウィッグは当時人気があったモデルのえびちゃんみたいな茶色のセミロングで、それを被るとA子は見違えるぐらい可愛くなった。
俺もB男もテンション上がって「これならやれる!」と騒ぐと、A子も調子に乗って「マジで?」と言いながら、服を脱いで下着姿になって、四つん這いになってお尻を突き出したり、腕で胸の谷間を強調してグラビアのようなポーズを取り始めた。