付き合って2年、既に半同棲状態になっていた香は、その低めの身長にはアンバランスなほどデカい乳の女。
最初見たときは驚きもしたし興奮もしたけど、最近はゲップが出るくらい。
早い話、倦怠期ってやつだったかもしれない。
性格は少し陰があるけど自分で馬鹿だと自覚していて、それをネタに笑うことのできる明るい奴。
でも当時、俺には他に好きな女がいた。
それを最初から知った上で、香は俺と居てくれていた。
辛かったと思うけど、俺にはどうしようもなかった。
もちろん何度も別れようと言った。
でもその度に泣かれて、意思の弱かった俺は、まぁ現状維持でも・・・なんて思ってしまった。
そんな俺と別れる決意ができない香を気遣ってか、香の友人であり相談相手だったゆみは、よく俺の居ない時に香の遊び相手になってくれていた。
ゆみの気遣いに気付くほど敏感じゃなかった俺は、(女の子がうちに遊びに来てくれるなんて。
いやぁ、いいねぇ)なんて能天気なことを考えていたくらい。
いやぁ、いいねぇ)なんて能天気なことを考えていたくらい。
ゆみは、ぼこーん!の香とは違い、細身で足首もいい感じで締まってるのがいい感じ。
けっして美人じゃないけど、軽くいじめて反応見たりしてかまいたくなるような可愛い感じのコ。
いつも短かめのスカートとか、露出度の高い服を着てたっけ。
おかげで床に寝転がるだけでパンツは見放題だったけど、香の手前凝視するわけにはいかず、チラ見だけしかできない毎日。
そんなゆみについて香に聞いてみた。
結構遊んでるとか、同棲している今の彼氏にも何度も浮気がばれてしまって、その度に喧嘩している、だとか。
どうやら誘われると断れないらしい、とか。
「はあ?なんだそりゃ」みたいな返事をしておきながら、内心はもちろん(なんですとっ!?ちゃーんす・・・ニヤ・・・)だったわけで。
ある日香が、ゆみとゆみの彼氏の家にご飯食べに行くから一緒に行かないかと言い出した。