ちなみに、俺は容姿は普通ぐらいで服とかオシャレにはすごい拘っていた。
当時4人ぐらいと交際経験はあったものの、肝心な所が小心者で勇気がなくSEXどころかキスもする事ができず童貞でした。
大学が突然の休講で暇だった自分は、原宿に服でも見に行こうと家を出た。
時間は午前10時半ぐらい。
自転車で駅までの道を走っているとある女性が目に入った。
俺がずっと憧れていたTさんだった。
Tさんは、俺の弟の友人の母親で、うちの母親とも仲が良く、頻繁に家にも遊びに来ていた。
俺と弟は7つ年が離れてるし、20歳ちょいで結婚・出産だったのでとても若々しく、ほんの少しだけギャルが入っている可愛らしい人。
夫が理不尽な奴で可哀想な話も親から聞いていた。
初めて会ったのは自分が小学校の時でそれから中学、高校とずっとオナニーのオカズにしていた。
Tさんは買い物帰りでペットボトルのジュースや食材などを持ちながら歩いていた。
Tさんの家までは200メートルぐらいの所。
話せるチャンスは滅多に無いので話し掛けた。
俺「重そうですね。
荷物持ちますよ?」
荷物持ちますよ?」
T「あっ、お兄ちゃん♪本当?じゃ、お願いしようかな」
俺はTさんには「お兄ちゃん」と呼ばれていた。
俺の自転車のカゴに荷物を載せ、家の前まで話しながら歩いた。
まぁ、俺はそれだけでも幸せな気分だった。
家の前まで到着し荷物を下ろおうとすると、Tさんに「ありがとね~。
あっ、何か冷たいの飲んでいかない?」と言われた。
あっ、何か冷たいの飲んでいかない?」と言われた。
もちろん断る理由もないし、こんなラッキーな事はないのでお邪魔させてもらう事にした。
自転車を駐車場に停め、そのまま買い物の荷物を持ってあげて家の中へ。
リビングに通され、冷蔵庫の前に荷物を降ろした。
T「そこ座ってて~」
ソファーに座って待っているとTさんがコーラを持ってきてくれた。
それを飲みながらソファーで1時間ぐらいお話してたかな。
話が恋愛の事になってきた。
T「お兄ちゃんは今、彼女いるの?」
俺「いや、居ないっすよ」
T「え~、なんで?モテるでしょ?オシャレだし」
俺「全然ですよ。
俺、変にカッコつけちゃうから」
俺、変にカッコつけちゃうから」
・・・と、ここからあまりにもベタだけど微妙な雰囲気が流れてきた。