7月に出産予定の、まさに腹ボテ女。
24歳の若妻だ。
てゆーか、自分にもびっくりだ。
自分の嫁さんが妊娠したときは、とても性の対象には見れなかったが、これが人妻となるとチンコが反応しやがった。
そもそもは、出会い系のプロフページに妊娠中と書かれていたのが気になった。
長年の経験上、人妻で登録してる女なんてセックス目的でしかない。
ただ、この24歳の「亜紀」は、妊婦であることと、旦那ラブを猛烈にアピールする内容のプロフだった。
いわゆる「出会いは求めてません」的なアレだ。
いったい何が目的か分らなかったが、プロフ写真の可愛さに釣られていつもどおりメール送信。
ダメ元で送ったが、意外と好意的な返事が来た。
おれのプロフに使用している奇跡の一枚とも呼べる写真のチカラか。
そこからは、おれのテンプレ通りの展開。
恋愛モードで盛り上げて、メールを始めて1週間後には会う約束を取り付けた。
コツ?とにかく褒める。
褒めまくることだよ。
褒めまくることだよ。
そして文章は紳士的に、な。
待ち合わせ場所に現れたのを見た時の印象は、
「写真と全然違うじゃねーか!」だった。
聞けば、妊娠してから体重が10キロほど増えたんだと。
それでもまぁ、顔は可愛い感じだったんで、十分ストライクゾーン。
車で移動しながら、おれが女に会えたらするお決まりの質問を試す。
「なんでおれに会おうと思ってくれたの?」
これで女の心に「理由づけ」という名の一貫性のスイッチが入る。
自分の口で言わせることにより、引くに引けなくさせる効果がある。
これマメな。
亜紀のことばをまとめるとこういうことだった
『妊娠してから愛する旦那さんがエッチしてくれなくなった』
『ひとりで慰めていた』
『そんなときにおれが送った紳士的なメールを見て、この人となら…』
と思ったんだと。