有希子と言う名前の女の子で、小学校高学年ぐらいになるとさすがにプロレスごっこはやらなくなったが、ふざけて軽く叩き合う(ほとんど俺が一方的にやられていた)ぐらいはしていた。
小6の夏休み前にも、またふざけてじゃれていたのだが、そこへ担任の先生がたまたま通りかかり・・・。
「いつも2人は仲が良いね。
将来もし2人が結婚したら式には呼んでね」と笑いながら話し掛けてきてそのまま去っていった。
将来もし2人が結婚したら式には呼んでね」と笑いながら話し掛けてきてそのまま去っていった。
俺は急に恥ずかしくなり「そ、そんな訳ないよな!あの先生、何を言ってるんだろ」と言ったのだが、有希子は真っ赤な顔をして下を向いたままになってしまった。
このまま廊下に2人でいる訳にもいかず、学校から帰るところだったので有希子に「このままここにいても何もないから帰ろうぜ」と言うと・・・。
有希子「ちょっと待って。
少し話があるんだけど」
少し話があるんだけど」
俺「何の話だよ?」
有希子「ここだと話しづらいから別の場所で話をしよ」
有希子について行くと学校近くの公園だった。
その公園は神社の横にあり、夕方になると誰もいなくなる。
この時も誰もいなかった。
有希子はベンチに座り・・・。
有希子「◯◯って、私の事どう思ってる?」
俺「どう、って言われても・・・」
有希子「◯◯は私の事、男友達と同じと思ってる?」
質問攻めに戸惑っていると・・・。
有希子「私は◯◯の事、好きだよ」
告られてしまった。
俺「俺は有希子の事、今まで遊び友達だと思ってた。
でも今ドキドキしてどう答えればいいかわからない」
でも今ドキドキしてどう答えればいいかわからない」
正直に答えてしまった。
有希子「ドキドキしてるって事は嫌いじゃないよね?」
俺「嫌いだったら遊んだりしないよ!」
有希子「今から好きになって」
抱きつかれてしまった。