ご主人の上着のポケットに、スナックの女の名刺が入っていただけで、浮気者扱いしてしまうほど純情で世間知らずの女だった。
菜穂子は旦那が浮気したと思い込みひどく落ち込んでいた。
救いの言葉が欲しくて出会い系に登録したようだ。
俺(45歳)は、そんな菜穂子に更に追い討ちをかけた。
「その女の名刺を持つてるってことは、お店に何度も通い、エッチをしまくってるね。
それに、そういう女とエッチするような男は、それ以外にもいろいろと遊びまくってるね」と。
それに、そういう女とエッチするような男は、それ以外にもいろいろと遊びまくってるね」と。
そんな菜穂子と逢う約束をするのは容易いものだった。
渋谷で待ち合わせをし、居酒屋で飲み、ラブホへ。
菜穂子は、スタイルは良いが、真面目な、どこにでもいる平凡で地味な主婦であった。
旦那とは20歳の学生時代に知り合い処女を奉げ、そのまま24歳で結婚。
浮気経験も無く、40歳にもなって、旦那以外の男を全く知らない女だった。
俺は、なぜか処女とやる時よりも異様な昂ぶりを感じた。
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