単身赴任

単身赴任

1ヶ月ぶりの交わり

私は38歳、妻は35歳。職場結婚で、結婚してもう10年になります。子供は二人で妻は出産を機に仕事を辞めて専業主婦になりました。
4年前にマイホームを建て、平凡ながら幸せな家庭だったのですが、3年前に私が転勤で単身赴任になってから、微妙に妻とはすきま風が吹いてるいるような感じがしていました。

具体的には今までかいがいしく私の世話をしてくれていたのに、たまに週末に戻っても、私の事などほったらかしになったり、夜の生活も、私が求めても「その気じゃないから」と断られる事が多くなり、いつしかレスになっていました。
私も、単身赴任先で風俗でたまった欲望をはきだしてましたし、もともと妻はセックスに消極的で、レスになってもさほど不思議には思いませんでし、私の世話をしなくなったのも、子育てが大変なんだろうとあまり気にはしていませんでした。

そんなある土曜日、1ヶ月ぶりに帰省した日の夜でした。

私は食い込みフェチで、妻に、Tバックをはいてくれと何度かお願いしたことがありましたが、その都度、「恥かしいから・・・」と断られていました。
しかし、その日、妻のパジャマを脱がせると、驚くことに妻はTバックをはいていたのです。
私は驚いて思わず
「どうしたの?」と聞いてしまいました。すると妻は、
「前からパパがはいて欲しいといっていたのを思い出したから買ったの」と恥かしそうに答えたのでした。
そんな妻がいとおしく感じ、付き合い始めの頃のようにドキドキ感と興奮が入り混じったSEXになっていきました。
その日の妻は従順でした。Tバックをはいたまま四つんばいにさせ、食い込んだクロッチをさらに食い込ませて堪能しました。
アナルのしわがはみ出るくらい食い込ませ、妻に卑猥な言葉を浴びせかけました。
「恥かしい」を連発しながら腰をくねらせ、愛液を垂らしならがもだえる妻の反応は、今までのレスの期間をおぎなってあまりあるものでした。
フェラも積極的にしてくれました。根元まで咥えチュパチュパと音を立てながら私のをしゃぶる妻は今までの妻とは明らかに違っていました。
そんな妻に私は興奮し、何度も求め合ったのでした。

激しく求めすぎたのか、SEXが終わると私はいつの間にかウトウトしていたようでした。
目がさめると隣に妻の姿はありませんでした。
単身赴任になってから、妻は子どもと寝ているため、たまに私が帰っても寝室は別だったので、起きた時は妻が隣にいないことについては、何も不思議には思いませんでした。

喉が渇いたので、台所に行こうとしたとき、リビングから明かりが漏れているのに気付きました。
無造作にリビングに入ると、妻が部屋の電気もつけずにテレビを見ていました。
「眠れないの?」
「うん・・なんとなくね」
照れ笑いのような笑みを浮かべ妻は妻は言葉を続けました。
「パパは寝ていいからね。さっき激しかったから、疲れたでしょ?」
その言葉に少し違和感を感じました。今までの妻ならSEXを振り返って「激しかったから・・・」などとは決して口に出すような女ではなかったからです。
ただ、その時私は、少し寝ぼけてたのか頭がまわらなかったのでしょう。
「うん。じゃあ寝るね」
冷蔵庫からミネラルウオーターを取り出し、喉の渇きを癒すと、そのまま寝室に戻りました。

布団に入ると徐々に頭が回わりはじめました。先ほどの妻の言葉が妙に引っかかりました。それにSEXのときの妻も、今までの妻とは考えられないほど積極的だったのも気になりはじめました。
「何かおかしい・・・」
そう思うとどんどん目が冴えていき、妙な胸騒ぎがしたのでした。
しばらく悶々としていると、誰かがそっと寝室に入ってくるのがわかりました。誰かとはもちろん妻です。何故だかわかりませんが、その時私は寝たフリをしました。
すると、妻は私の顔を覗き込むようにして見つめ、寝ているのを確認するとそっと部屋を出て行ったのです。
何かある・・・。そう思いました。
胸がはりさけそうなくらいドキドキしていました。

妻が部屋を出て行った後、しばらく私は動く事ができませんでした。妻が私が寝ているのを確かめた理由を知れば、今まで築き上げてきたものが崩れていく気がしたからです。

どうする?このまま寝ていた方がいいのでは?しばらく自問自答を繰り返していました。

でも決心しました。やっぱり確かめよう。そう決めたのです。

そっと寝室を出て、リビングまで行くと、先ほどと違って電気は消えていました。
なんだ、妻はもう寝てる。安堵しました。今までの悶々としていたのが嘘のように晴れやかな気持ちになりました。
でも、そうではないということに気づくのにそれ程時間はかかりませんでした。
リビングから荒い息遣いと、艶かしい声が聞こえてきたのです。

私は何が何だかわからなくなっていました。冷静さを取り戻そうとし、何度も深く呼吸をしました。

リビングのドアに耳をあてじっと漏れ聞こえる声を聞きました。

当然の事ですが、声の主は妻でした。どうやら妻はテレフォンセックスをしているようでした。

結婚する前に、オナニーをしてと頼んだ時、した事がないと頑なに言い張っていた妻が・・妻がテレフォンセックスをするなんて、私は驚き、全神経を集中させ、聞き耳をたてました。
妻は興奮して声が大きくなったのか、私の耳が慣れたのか、かすかにしか聞こえなかった妻の声が段々と聞こえるようになっていました。

「うん、触ってる・・」
「えっ言えないよ~」
「うん、でも嫉妬するよ。いいの?」
「舐められたよ。ああん~四つん這いにされて、、、」
「そう~、あ~ん・・お尻の穴も」
「うん。私も舐めたよ」
「恥ずかしいよ。言うの?旦那の・・・を舐めたよ」「あ~ん、意地悪。そうだよ~旦那のちん●ん舐めたよ」
「あ~。旦那のちん●んが私のオマンコに入ったの」「ねえ、トモキ、嫉妬する?」
「嫉妬して、いっぱい嫉妬して」
「あ~トモキのが欲しい」「トモキのおちん●んが欲しい」
「あ~トモキ、愛してる~ねえ、いく・・・、一緒に」

呆然としました。妻はトモキという男がいるようでした。妻が求めてきたのはトモキという男に言われたからだったのというのも容易に想像できました。

気がつくと、私はそっと寝室に戻っていました。あの場に踏み込んでいればどうなってたのか、今でも考えますが、その時はそんな選択肢は私にはありませんでした。

惨めでした。怒りも込み上げてきました。
トモキって誰だ?狂いそうににりながら考えていました。

そして、一人の男が浮かんできました。

妻と同期入社で、単身赴任するまで、私の部下だった小田友喜という男を