なかよし夫婦

オナクラ
僕とめぐみは結婚してもう12年になります。
甘々だった新婚時代、大わらわの子育て時代、僕の転職から始まったギスギス時代。
12年の歩みは山あり谷あり。決して順風満帆ばかりではなかったですが、それでも夫婦の歩みは休みことなく続いていました。
2年ほど前からメグミはセックスを嫌がるようになりました。
曰く、「セックスをすると次の朝が辛くて・・・」ということでした。
その頃僕が38歳。メグミが42歳。
言うてもまだまだ30代。
性欲だってまだ無きにしも非ずの年齢です。
セックスをしたがる僕と、セックスを渋るメグミ。
それが原因の諍いも何度もありました。
落ち着いたところは妙なところでした。
友達とLINEをし、スマホをぽちぽちしていたメグミが、
「ねえねえ。オナクラってなに?」
と聞いてきたのです。
どうやら友人のカンナちゃんの旦那さんが職場の同僚とオナクラに行ったことが、カンナちゃんにバレてしまったらしく。
怒るカンナちゃんがうちのメグミにLINEで愚痴を話していたそうなのです。
不肖な僕はオナクラを知りませんでした。
慌てた僕は、Googleで オナクラとは と検索し、メグミに解説をしました。
万が一僕と同じように「オナクラ」をご存じない方がいらっしゃるかもしれないので、解説をいたします。
オナクラ
オナクラはオナニークラブの略。基本プレイでは見学レディと呼ばれる女の子の前で、お客さんがオナニーをするプレイを愉しむ風俗。
もちろんオナニーだけで満足できないお客さんのために、女の子が手を使ってフィニッシュするオプションが用意されており、大変よく利用されます。
また、オプションが大変豊富で、女の子が下着姿になる、トップレスやオールヌードになるといった脱ぎのオプションもあります。
「ふーーーーん・・・・・そうなんだぁ・・・」
妻を相手に風俗の解説をすることはなかなかの緊張です。
スマホをポチポチしているメグミのリアクションが気になり、また緊張のせいもあり。
僕はいらんことをペラペラと喋りだしていました。
「カンナちゃんさんの旦那さんも、同僚とかとノリで行ったんでしょ。カンナちゃんさんもアレだろうけど・・・ソープとかヘルスとか・・・がっつり風俗じゃないからねぇ・・・」
僕は一度も会ったことのないカンナちゃんのご主人のフォローをなぜか自分の妻相手にしていました。
「まあねぇ」とか「ふーーん」とか「うーん」とか。
僕がなぜかしてしまっていたフォローを生返事で聞き流していたメグミは、やっとLINEがひと段落したらしく、スマホをテーブルに置くと、
「ねえねえ、オナクラって行ったことあるの?」
と僕に尋ねてきました。
「え、いや、さっきのくだりで初めてオナクラって聞いたくらいだから・・・。行ったことは当然ないよ」
そう答える僕にメグミは、
「じゃあ普通の風俗は? ソープとかヘルスってやつ」
と畳みかけてきます。
実は行ったことがある。
セックスレスで悩んでいて。欲求も高まりまくり。ボーナス直後でお小遣いがたっぷり。ちょうどいいタイミングで札幌出張。すすきの・・・・・。60分15,000円・・・・。
もちろんそんなことは妻に言ううべきではありません。
できるだけ自然な笑顔でにっこりと、爽やかをこころがけながら、
「残念だけど行ったことないなぁ」
と答えました。
「行ってくればいいじゃん。たまに」
自分から拒否のセックスレスの生活を強いているくせに。
スマホに手を伸ばしながら、そんなことを事も無げに言う憎らしさはどうでしょう。
しかしこれは罠です。心の仲達が諫めてくれます。本気にするな、と。
まずは、
「稼ぎが悪いからねー! そんなところにいけるお小遣いなんかないよ!!w」
と冗談めかしにします。
続いて、
「風俗なんかより、メグミがいいなぁ」
と手を握ります。
これで約8か月ぶりに・・・・。と思った矢先、
「そういうのいいから」
手を振りほどかれました。続けて
「セックスぅぅ……セックスぅぅ……って悶々とされるより、風俗にでも行ってもらったほうがいいかなぁって思うけどねぇ」
紗栄子のインスタを見ながら、うちの恋女房がとんでもなくひどいことを言います。
いつもなら僕がそういうメグミの態度に腹を立て、「僕は腹が立っていますアピール」を1~2日続け、なんやかんやあって、最終的にはなぜか僕がメグミに謝っているという超展開を迎えるのが我が家のあるあるなのですが。
その夜は違いました。
「じゃあさぁ、じゃあさぁ、風俗メグミを開店してよ!」
「違う。そういうのいらない」
間髪入れずの拒否です。
「違うって。僕もセックスは諦めた・・・諦めたっていうか、一旦お休みするのは納得してるけど・・・。だからその代わりにさぁ、手コキだけの オナクラ メグミ を開店してよ」
「え~、やだ~。そのままセックスになだれ込もうとしてくるもん」
「しないしない! 本番厳禁!!」
「触ってこようとするじゃん」
「しないしない! 性器・アナルへの指入れ厳禁の優良店!」
「え~・・・」
もう一声かっ!
「脱がない! 舐めない! 触られない! もちろん入れない! オナクラ メグミはそういうお店です!!」
僕の頑張りに、ついにメグミは折れました。
「苦労かけてるんもんね。ま、それくらいサービスしますか。・・・シャワー浴びておいで」
ルパン3世のようなスピードで下着を脱いで。それはそれは丁寧にシャワーで洗いました。
ごっこ遊び
寝室に入ると、照明はナイトライトだけになっていました。
「あ、こんばんはぁ」
客を装う僕。メグミもこういう遊びは嫌いではありません。
「こんばんわぁ」
と返し、
「オナクラ メグミでぇす」
と言いました。僕はベッドで横になるメグミの枕元に座ると。しばらくこの「ごっこ遊び」をしたくなっていました。
「あ、えっと・・・。なんて呼んだら?」
「メグミコですw」
「メグミコさんw メグミコさん何歳なの?」
「16歳w」
「いや、さすがにダメでしょ。何歳なの?」
「え~・・・。じゃあ32歳w」
「そうなんだ! 32歳なんだ! まだ若いねぇ! 結婚してるの?」
「プライベートなことはちょっと・・・w」
「え?!そうなん?w じゃあ・・・そろそろお願いしてもいい?」
僕のその一言をキッカケにメグミは起き上がり、座る僕を後ろから覆いかぶさるような態勢になると、手を伸ばし、スウェットの上からアソコを触り始めました。
「お客さん、もうカチカチになってますよー?」
ニマニマするような声でメグミがアソコを揉んでくれます。
「メグミコさんに触ってもらえる、ってだけで、期待に胸とアソコが膨らんでしまって」
「うわ! おっさんギャグ!w」
せっかく触っていた手を引っ込めようとするので、慌てて手をつかみ、アソコを触るよう導き、促します。
「お客さんは結婚してるんですか?」
メグミもごっこ遊びは嫌いじゃありません。まだオナクラメグミの店員メグミコを続けています。
「うん、結婚してるんだけど、ね」
「奥さんは触ってくれないの?」
「そうだねぇ。なかなかダメみたい」
「可哀想w ひどい奥さんだねー?w」
「そんなことw メグミコさんは? 旦那さんの触ってあげてるの?」
「うち? ん~・・・。うちはしてるよぉ。旦那さんMだからこういうのも喜ぶわw」
そう言うとメグミは僕のTシャツの裾から手を滑り込ませ、乳首を刺激したのです。
「おぉ! まじか?!」
新技の登場に思わず変な声が出してしまうと、メグミが笑ったようでした。
「こういうの気持ちいいの?」
「うん、めっちゃ・・・」
「Mだねぇ」
「ねえ、もう・・・直接触って?」
我慢ができなくなった僕は自分でスウェットとパンツを同時に下ろし、下半身をむき出しにしました。
「すごいね。どんだけパンパンなのさw」
メグミが笑ってしまうほど、僕のアソコは大きくなってました。
僕がベッドに横になると、メグミは添い寝するように隣で横になりました。
「すごいね、さきっちょ濡れてるw」
「・・・・うん」
僕はもう会話を楽しむ余裕はありませんでした。願うことはただ一つ。
今のゆったりしたストロークでのアソコいじりではなく、もっと、こう・・・ガァーっとやってほしい。それだけでした。
「メグミコさん・・・もっとその、もっと早くやってほしいです」
僕からのおねだりに、またメグミコさんになってくれたメグミは、
「んー? こういうのがいいの?」
とアソコをしごくストロークを早くし、さらに「よいしょ」と半身を僕の体の上に乗せると、右手でアソコをしごき、左手で乳首をいじるというスペシャル技の披露までしてくれました。
「ほんとMだよねw」
「ちがうよ、メグミコさんがSだからだよ」
「んふー。えー・・・そうかなぁ・・・案外ドMかもよ?w」
「・・・Sの人と付き合ってたことあるの?」
「さぁーw どうでしょうww」
「教えてよ・・・」
メグミは答えず、アソコのストロークをどんどん早くしました。
そして
「仕方ないなぁ」と言うと、Tシャツをさらにまくり上げて、僕の乳首にキスをし、いやらしく舐め回しました。
新技をアップグレードさせたメグミの攻撃に僕はすぐに陥落させられました。
「あ、イキそ!」
メグミは高速でティッシュをシュッ、シュッ、シュッ・・・・・。
僕の体から出たドロリとした液体はすべてティッシュの中へと放出されました。
そして賢者タイムもそこそこに、
「さてと! お客様。 もう一回シャワー浴びてきてくださいね」
と言われました。
これが オナクラ メグミ の初開店でした。
この日から少しずつ僕とメグミの新しい夫婦としての性生活が始まったように思います。